転職活動は情報が命です。
いかにいい情報(求人)を早く知ることができるのか、がすべてと言っても過言ではありません。
希望の給与、希望の職種、ポジションなど、ふっと空いたときに、その情報をいち早く知って、そこに入り込めるかが勝負。
インターネット上に求人情報は溢れていますが、毎日自分でそのすべてをチェックし続けることは不可能です。
であれば、転職エージェントや転職サイトをいかにうまく使って、自分に合った情報を集めるか、が転職活動の成功の秘訣です。
実際に各社に登録をしてみて、情報量や使い勝手等を見ながら、オススメできる転職エージェント・転職サイトまとめます。
目次
転職活動の最初に登録すべき転職エージェントと転職サイト
転職エージェントや転職サイトを片っ端から登録してしまうと、メールボックスが溢れかえって、本当に必要な情報が埋もれてしまう可能性があります。
まず最初に登録すべきなのは、リクナビNEXT、リクルートエージェント、ビズリーチの3社があれば、ある程度の情報は手に入ります。
あとは、自分の市場価値(年収)を教えてくれるミイダスも、転職活動初期に登録しておく価値があると思います。
リクナビNEXT
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
最初の第一歩として、オススメなのは、リクナビNEXT です。
転職決定数No.1 というウリ文句通り、さまざまな求人情報を探すことができます。
まだ転職の意思が固まっていなくても、こんな求人があって、給与水準はこれくらい、という転職市場を知る意味でも、まず最初に登録すべき転職サイトです。
また、リクルートキャリアが持つ独自のノウハウを活かして開発した、「グッドポイント診断」という約30分でできる本格診断サービスは、自分自身を知る・自己分析ツールとして、転職活動の参考になります。
あとは、サービスとしては、転職活動の必須の履歴書と職務経歴書を無料で作成できるツールがあります。
リクナビNEXTのロゴなども入っていないので、汎用的なテンプレとして使えますし、ワード・エクセスのどちらにも対応しているので、便利です。
スカウト機能に登録しておくと、非公開求人のオファーが来ることがありますが、大量の通知が届いてしまうことがあるので、ご注意を。
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
リクルートエージェント
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
リクナビNEXTが転職サイトで、リクルートエージェントが転職エージェントになりますので、専用コンサルタント(エージェント)がついてくれます。
転職エージェントは、自社の案件の中から相応しい求人を提案してくれます。
リクルートエージェントは案件数も業界最大級の求人数なので、総合的な求人の提案があるので、安定したエージェントです。
リクナビNEXTとの連携もできますし、システムとしても完成度が高いので使いやすいです。
面接に知事の設定、求人検索、応募管理などなどが、上手にサイト上で管理できているので、欲しい情報がすぐにわかります。
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ビズリーチ は、あのCMの印象が強いのですよね。「即戦力採用」のあのCMは、企業向けのCMですが、その成果が企業が積極的です。
ビズリーチは、ビズリーチの転職エージェントが仕事を紹介するのではなく、転職エージェントやヘッドハンターとのマッチングサイトと言ったほうが正確です。
登録をすると、転職エージェントやヘッドハンターから、各社への紹介があります。
中には転職エージェントではなく、企業から直接オファーもあります。
企業の中には、転職エージェントを使わずに直接採用をしたほうが、効率的かつコストも抑えられる、ということで、各社の求人担当者がビズリーチを利用している例も少なくありません。
採用担当者と直接やりとりができるのは、話が早いので、やりやすい面も多々ありますし、全般的に直接企業がオファーを出している求人は、質の高いものが多いです。
リクナビエージェントが総合的な全般な求人提案なら、ビズリーチはより質の高い、キャリアアップのための転職サイトだと思います。
【公式サイト】https://www.bizreach.jp
ミイダス
【公式サイト】https://miidas.jp/
ミイダス は自分の市場価値がわかる、ということをウリにしています。
ミイダス → 見いだす → 自分の価値を見いだす という意味でしょうね。
5分ほどのかんたんな登録をすると、200万人の年収データと転職事績を元に、自分の市場価値を教えてくれます。
(ちなみに、私は654万円でしたw)
最初に登録するのは、かんたんな経歴のみ。
ほとんどが選択肢を選んでいくだけなので、5分程度で完了します。そこで、市場価値は年収〇万円という形で出してくれます。
まあ、診断テストとしても、面白いな、と思います。
その後は、企業からのオファーが届くのを待つだけです。
他の転職サイトのように、こちらから求人を探すことはできませんので、あくまで企業からのオファー待ちです。
ですから、履歴書、職務経歴書などのプロフィール欄を充実させることが、よりいいオファーをもらう必須条件ですね。
ミイダスから届くオファーはすべて面接確約オファー。登録後は1日数件は届いていました。
ほとんどの転職サイトは、求人紹介がほとんどで、面接まで進むのはごくわずかですが、面接確約オファーですので、もし自分が望めば、一次面接は必ず行われます。
その意味では、ムダなやりとりが圧倒的に減りますので、自分のペースで転職活動をすることができます。
【公式サイト】https://miidas.jp/
リクナビNEXT、リクルートエージェント、ビズリーチの3社+ミイダスの計4社の転職エージェント・転職サイトに登録すれば、ある程度の情報は入ります。
が、あまりピンとくる求人がない、もっといろいろなサイトから情報が欲しいのであれば、セカンドエージェントとして使いたいのが次の3社です。
各社特徴があるので、自分の要望と合わせて、サイトを選んでみて下さい。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県での転職 type転職エージェント
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/
type転職エージェント は、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)での求人案件が中心の転職エージェントです。
特にIT・WEB系、営業系・企画・管理系での求人が多く、大手企業の管理職・エグゼクティブ系の求人の紹介がよくありました。
多くの場合、本社勤務になるので、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の求人が中心というのが、その理由かもしれません。
大手企業には、専属の営業マンがついており、その企業の求人の傾向や面接の対策についての情報は豊富な印象がありました。
1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のIT・WEB系、営業系・企画・管理系であれば、登録してみると、比較的大手企業の案件がありますので、キャリアアップには使える転職エージェントだと思います。
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/
25歳以上かつ年収600万円以上のハイキャリア向け キャリアカバー
【公式サイト】https://careercarver.jp/
キャリアカーバーは業界No.1のリクルートが運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。
リクルートは、転職サイト リクナビNEXTや 転職エージェントリクルートエージェント も運営していますが、このキャリアカバーはハイクラス向け(25歳以上・年収600万円以上)のサービスになります。
リクナビNEXTやリクルートエージェントに登録したけれど、よりハイクラスな求人情報が欲しい場合はオススメです。
ハイクラス向け(25歳以上・年収600万円以上)の転職ですので、ビズリーチとコンセプトがかぶっている部分があります。
ビズリーチはヘッドハンターからのスカウトと、企業からの直接スカウトがありますが、キャリアカバーは基本ヘッドハンターからのスカウトのみです。
ですので、キャリアカバーでいいヘッドハンター・転職エージェントに出会えるか、というのがポイントです。
その意味で、面白い試みだと思ったのは、こちら側から相談するヘッドハンターを選ぶこと点です。
全ヘッドハンターのプロフィールが公開されていますので、業界経験年数・学歴・自己PR・経歴・実績などを参考に、自分にヘッドハンターにアポを取ってみるのがオススメ。
転職には至りませんでしたが、中長期の自分のキャリア形成を相談できる相手がいる、というのは大きなメリットだと思いました。
【公式サイト】https://careercarver.jp/
英語を生かす外資系&関西でのハイキャリア転職 JACリクルートメント
【公式サイト】http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の日系転職エージェント。
正直、転職活動をはじめるまではこの社名を聞いたことがなかったのですが、東証1部の上場企業です。
外資・海外転職に強みがあるエージェント。
そこまで外資・海外志向があるわけでもないし、英語力に自信があるわけでもないので、情報収集程度に登録した程度でしたが、外資・海外転職以外の転職も幅広くカバーしていましたが、全体的にやはりハイクラス志向でしたので、ビズリーチやキャリアカバーで足りない部分の情報を得る感じで利用しました。
【公式サイト】http://www.jac-recruitment.jp/
転職エージェントの賢い付き合い方
転職エージェントは、転職者の入社が決まると、年収の30%程度の成果報酬を企業に請求します。ですから、転職エージェントとしても、転職者に入社をしてもらわなければ、売上にならないわけですから、彼らも一生懸命に、親身になって転職者の後押しをしてくれます。
中には、転職者の希望にそぐわない、強引な求人を押し付けてくるような転職エージェントもいますし、相性の合わない転職エージェントに当たってしまうこともあります。
そのときは、すぐにほかの転職エージェントに切り替えるか、担当を変えてもらうようにお願いするのがベストです。
転職は短期決戦なので、転職エージェントと距離を詰めるような時間をかけている暇があれば、ひとつでも多くの求人に当たったほうが効率的です。
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