内定をいただいたら・・・決定は慎重に

転職

労働条件、雇用条件の再確認

 

書類選考、試験、面接などを無事クリアして、内定をいただいた時の注意事項です。新卒採用の初任給と違って、中途採用では給与が変動的です。
求人情報の雇用条件の所に、「経験、年齢などを考慮して優遇いたします」という記載を目にした事があるかと思います。面接の段階で、おおかたの目安を話し合う場合が多いかと思いますが、内定をいただいたら、正式な書類で、雇用条件を提示していただく方がよいでしょう。

就職してしまった後で、「面接の時と話が違う」という事になっても、雇用契約が結ばれて以降は、交渉が難しくなります。
契約を結ぶ前の段階で、しっかりと確認し、印鑑付きの書類をいただいておくと良いでしょう。

選択肢を増やすメリット


転職というのは、新卒の就職活動に比べ、忙しい合間をぬっての活動になりがちであったり、焦りが入ってしまい、つい短期間での一発勝負で早めに片付けたい気持ちになったりします。
しかし、自分の可能性に、早々に見切りを付けてしまうのは、あまり賢明とは言えません。いくつかの企業にエントリーして、複数の内定をいただくことができれば、その中で、職務内容、雇用条件ともに自分に一番合った就職先を選択する余裕ができます。
また、活動中においても、複数の選考に参加することによって、慣れ、ひいては自信につながったり、新しい発見があったりします。そして、一つの企業の選考に落ちてしまったとしても、他に順調に進んでいる企業があれば、精神的に余裕が生まれます。

時間的にも、精神的にも、切迫した転職活動ではありますが、落ち着いて選考に臨み、自分の可能性をより広げるという意味合いにおいて、選択肢を増やすメリットはあると言えます。
選択肢を増やし、少しでも余裕を持って、冷静に将来を見据えて、決定すると良いでしょう。安易に決めてしまっては、「想像と違った」など、後々のトラブルの引き金にもなりかねませんから、良い仕事を長く続けるために、良い転職活動を慎重に行いましょう。