「仕事に行きたくない」は、過剰なストレスを抱えた自分自身からのSOSのサイン

退職

仕事に行きたくない、会社に行きたくない、と社会人であれば、誰しもが1度は思ったことがあると思います。

たとえば、休み明けの出社日や、雨の日などであれば、ちょっと気合を入れて出社してしまえば仕事に行きたくない病は解消するかもしれませんが、仕事を行きたくない、と思う自分の気持ちの裏側では、過剰なストレスを抱えている自分自身からのSOSのサインなのかもしれません。

なぜ、仕事に行きたくないのか、体に異変はないのか、仕事に行きたくない気持ちはどうすれば消えるのか、など、仕事に行きたくない病の解決策について考えます。

仕事に行きたくない理由は、人間関係のストレス


仕事に行きたくない理由で一番にあげられるのは、人間関係のストレスです。
仕事自体は楽しいし、やりがいもある。けれど、上司や同僚、部下や、取引先などとの相性が合わずに、人間関係がストレスになってしまい、仕事に行きたくない、と感じてしまう方も多いと思います。

まず、人間関係がストレスで仕事に行きたくない、というのはよくある話です。
もしできるなら、部署を変えるなど、ストレスの原因となっている人と顔を合わせずにすむように今の職場で対処してもらうのがベストですが、なかなかそうはいかないのも現実です。

出社前に急に涙が出たり、吐き気がしたら、うつ病の可能性

出社前に気合を入れてがんばる、と思っても、心が疲れてきてしまうと、急に涙が出て、悲しくないのに泣いてしまう、吐き気がする(そして実際に吐いてします)など、体が拒否反応をするようになってくることがあります。

体が拒否反応を示すようになったら、心療内科など然るべき医療機関で診断をしてもらってください。
うつ病など、自分でも気が付かないうちに、心の病気にかかっている可能性もあります。

解決策は、職場を変えること
今の職場以外にも仕事と居場所があることを知ること

仕事に行きたくない、けれど行かなければならない、という葛藤が自分自身を苦しめています。生活のためにも、仕事を失うのは困る、というのは、もちろん誰しもが思うことです。

けれど、その仕事が自分の心を苦しめたり、体にも悪影響があるような場合であれば、話は別です。

仕事に行きたくない、と苦しんでいる人が知るべきなのは、仕事は世の中にたくさんある、ということです。

今の職場しかない、ここにしか居場所がないと思うから、無理をしてがんばって苦しんでしまうわけで、他にも自分が働く場所がある、と思うことが、自分自身の心をふっと軽くすることがあります。

転職サイトで世の中の仕事を知る

人間関係をリセットする、という意味でも、職場を変えるために転職をする、というのは、ひとつの解決策です。
実際に転職をしないまでも、転職サイトに登録してみることをオススメします。

転職サイトに登録をすると、さまざまな仕事・求人情報に触れることができます。
「もしこの職場に転職したら・・・」「今の仕事を辞めたら・・・」と自分自身の可能性をふっと想像することで、気持ちが楽になることがあります。

もちろん、今よりも給与が高い、とか、自分のやりたい仕事だったり、今の職場よりも、やりがいのある、仕事に行きたいと思える仕事に出会える可能性もあります。

転職サイトのオススメは、業界大手のリクナビNEXTです。
登録であれば、無料ですし、登録したからと言って、しつこい営業の電話があるわけではないので、こんな仕事があるんだ、と眺める程度のことから始めるのは、もっとも適した転職サイトです。

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自分の市場価値を知りたいならミイダス

今転職をしても、行けるところなんてないし・・・などと、自分への評価に不安を感じてしまう。
そういう方は、一度自分の市場価値を測ってみるといいかもしれません。

近年、CMでもよく目にしますが、ミイダス という転職サイトでは、登録時に自分の適正年収を割り出してくれます。
自分の市場価値を知っておくことで、万が一今の仕事を辞めたとしても、これだけの価値が自分にあるんだ、と背中を押してくれますので、今の自分に自信がない、という方は、ミイダスの適正年収診断はオススメです。

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転職エージェントなら、より具体的に自分の価値を教えてくれる

もう一歩踏み込んで、自分自身について考えたい、転職の可能性を考えてみたい、という方は、転職エージェントへの登録をオススメします。
転職サイトは自分自身で転職先を見つける能動的な転職活動ですが、転職エージェントはあなたの代わりに、情報収集や面談の日程調整を行ってくれますので、どちらかといえば、受動的な転職活動になります。

転職エージェントは、転職者の入社が決まると企業側からお金をもらう成果報酬型のサービスですから、より親身にあなた自身について、あなた自身の適職について考えてくれます。

登録後に、面談や電話などで転職エージェントとのやり取りが必要になります。転職エージェンとのやり取りを通じて、自分に合う仕事について、もう一度考えてみる、仕事に行きたいと思える職場を探すのもひとつの解決策です。

転職エージェントの質は、会社の規模に比例することが多いので、オススメは大手2社。リクルートエージェントビズリーチです。

リクルートエージェント

業界トップクラス。転職成功実績No.1 リクルートエージェント 

 

ビズリーチ

選ばれた人だけの会員制転職サイト BIZREACH(ビズリーチ)

登録後に、ビズリーチの社長から登録の御礼のメールが届きます。
そのメールの中で語られるビズリーチを始めた理由、ビズリーチの理念などは、転職希望者だけでなくとも、読む価値があります。

 

仕事に行きたくない、と思うことは甘えではない

仕事に行きたくない、と思うことは甘えだ、という意見を持っている人は一定数いますし、仕事に行きたくない、と思う自分に対して、罪悪感を感じたり、甘えてるんじゃないか、と自分自身を攻めてしまう気持ちになることもあるかもしれません。

けれど、そうやって自分で自分を傷つけることは一番やってはいけないことです。
最後に自分を守るのは、自分自身しかいないわけですから、自分が自分の味方にならなければなりません。

仕事に行きたくない、と思うことは、決して甘えではない。自分の心と体からの拒否反応だ、と感じるべきです。

仕事に行きたくなければ、きちんと休みをとって心身を回復を

仕事が行きたくない、という心のサインを受け取ったなら、まずは休みを取ること。
忙しくて休みなんか取れない、会社・上司が休みを許可してくれない、などなど思うところはあるかもしれませんが、人間に休息は必要です。
(当然ですが、休暇を取ることは、労働者の権利ですから、それについて横やりを入れるような会社はブラック企業です。)

休みを取って、心身を回復させてから、それでも仕事に行きたくないかどうか、もう一度自分に問いかけてみることをオススメします。

新人社員・新入社員も仕事へのプレッシャーは同じ

新人社員や、社会人デビューをしたばかりの新入社員などであれば、最初のうちは慣れないことばかり、覚えることばかりですから、少なからず誰でも苦労することだと思います。
もちろん、慣れるまでは会社に行きたくないと思うこともありますが、そこは少しがんばってみると、仕事やその会社の状況がわかり、仕事もしやすくなることがあります。

中には、最初からおかしい、慣れる/慣れない以前に、この職場、環境ではやっていけない、という会社に入ってしまった場合は、早急な判断をするべきです。

新人だから、新入社員だから・・・ 3年は我慢しないと・・・ などなど、自分に言い訳をせずに、この会社・職場はおかしい、という自分の直感を信じるべきです。

 

「仕事に行きたくない」と思った人に伝えたいまとめ

最後に、この記事のポイントをまとめます。

・人間関係のストレスで仕事に行きたくないのはよくある話
・体の変調があるなら、無理せずに心療内科へ
・環境を変えること、自分の可能性を知ることがひとつの解決策
・転職サイトで転職情報と世の中を知る。(オススメはリクナビNEXT
・自分の市場価値をミイダスで調べてみる。
・転職エージェントなら、より具体的な自分の価値を知れる。(オススメはリクルートエージェントビズリーチ
・仕事に行きたくないは、決して甘えではない
・仕事に行きたくないなら、休みを取るべき
・新人だから、新入社員だからと、がんばり過ぎない

 

大切なのは、「仕事に行きたくない」と感じた自分自身にウソを付かないことです。
ひとりでも多くの人が、仕事に行きたくない、と思わない日が来ることを願って。