デキるサラリーマンの通勤時間の過ごし方。通勤時間を有効活用するために行う7つのこと

仕事論

1日24時間の中で、「通勤時間」の占める割合って、けっこう大きいですよね。都市部から離れたところに居を構えて、1時間2時間かけて通勤しているという人も多いはず。
すると、会社⇔家の行き来に要する時間は、相当なものになります。みなさんは、その時間をどのように過ごしていますか?

寝る。雑誌や新聞を読む。混みすぎて何もできない。
車通勤の方なら、ラジオや音楽を聞く。色々な過ごし方があると思いますが、せっかくなら、その時間をもっと有意義に使ってみたいと思いませんか?

通勤時間が長い方はもちろん、比較的短い方でも、ほんの数十分の過ごし方を変えるだけで、意外と世界は変わるもの。

デキるサラリーマンが行っている朝の過ごし方を7つにまとめました。
ぜひ、この記事を参考に明日からの通勤時間を有効活用して下さい。

1日のスケジューリングを行う

同じ仕事をするにしても、計画を立てて行うのと、手当たり次第行うのでは、効率が違います。
今自分が抱えている案件を整理して、優先順位を付け、無駄のない捌き方をすれば、仕事の効率は格段にUP!

計画を立てて仕事に臨めば、「その日どうしても終わらせなければいけない仕事を夕方になって思い出し、終わりの見えない残業へ」・・・というパターンとはサヨナラできます。
また、「目の前の仕事ばかりに気を取られて、別件のために今からやっておいた方が良いことを忘れていた   」・・・なんて失敗もせずに済みますよね。

自分自身の仕事の全体像を把握して、隙なく取り組んでいくのは、とても大切なこと。オフィスに付くと、周囲も一気に動き出し、全部が全部自分の思う通りにはいかなくなります。
1日の計画なんて立てている場合ではなくなることも。なので、事前のスケジューリングはとても有効で、それを行うのに通勤時間はもってこいなんです。

電話やトラブル、急ぎの案件が発生するなど、横槍が入ることを前提に、スケジュールに余裕を持たせておくのがコツですよ。

新聞を読む、ラジオのニュースを聞く

世の中の情勢に明るいことは、ビジネスの場面で身を助けます。
市場の動向を敏感にキャッチして企画に活かす等はもちろん、クライアントとの会話や、社内でのコミュニケーションにおいても、大いに役立ってくれますよね。

満員電車で新聞を開けないという方も、今はデジタル版の配信がありますから、有効活用しましょう。
車で通勤されている方は、ラジオが良いですね。語学の勉強をしている人は、英字新聞を読むのもオススメ。日本のニュースが英語で読める新聞がデジタルでも配信されているので、是非チェックしてみてください。

電車の中吊り広告なんかも、なかなかの情報源です。
取るに足らない芸能ニュースなどが多いかもしれませんが、時々、「おっ」と思うようなネタが隠れていたりもするので、伸びをしながらチラッと目を通してみましょう。

ビジネス誌、ビジネス書を読む

年収が高い人ほど、ビジネス誌やビジネス書をよく読んでいるというデータがあるのをご存知ですか?
こういった読み物は、そもそも管理職や経営者向きに書かれたものが多いから、しがないサラリーマンの自分が読んだって・・・と思うかもしれません。しかし、それは誤解です!

営業やタイムマネージメントのコツ、プレゼンの極意など、学ぶところは多いはず。ビジネス誌やビジネス書は、働く人のための専門書、教科書です。
高校生が電車で参考書を読むように、ビジネス誌やビジネス書をもっと身近に感じてみましょう。スキルアップ、キャリアアップのためのヒントが散りばめられているかもしれませんよ。

勉強時間にあてる

資格取得を目指している人、自分が興味のある分野の教養を深めたい人は、通勤時間を使って勉強をするのがオススメです。
朝早く起きて勉強したり、夜帰宅してから寝るまでの間に勉強時間を確保するのは、忙しいサラリーマンにとって簡単ではありません。それなら、「通勤時間」を勉強の時間にあてましょう!

満員電車の中では、集中力にも限界があるかもしれませんが、ヘッドフォンなどで外の音を遮断するなど工夫しましょう。
語学を勉強している方は、教材のCDを聞いたり、外国語のニュースを聞いたりするのも良いですね。音声なら車通勤の方でもOK!

周囲を観察する(マーケティング調査)

通勤電車やバスの車内、駅の構内など、人がたくさん居る場所は、実は情報の宝庫です。
老若男女、様々な世代の人が行き交っていて、多くのフィールドにおける「世の中の動向」をまとめてチェックできるのです。服装、小物、振る舞い、会話の内容・・・アンテナを張って、様々な情報をキャッチしてみましょう。

あまりジロジロ見たり聞き耳を立てるのは不審なので、あくまでさりげなくが鉄則です!今まで気に留めていなかったところに目を向けてみると、思わぬアイデアが湧き出てくるかもしれませんよ!

簡単なエクササイズをする

スキルアップ、情報収集などから少し趣向を変えて。最近カラダが訛っているな・・・と感じている方は、通勤時間にエクササイズはいかがでしょうか?
エレベーターやエスカレーターを使わず、極力階段を使うようにしているという方は少なくないと思います。
そのほかに、電車やバスの車内でできるエクササイズもあるんですよ!

つま先立ちをして脚のエクササイズをする。吊り革を使わずにバランスを取る。吊り革を掴み、ひじを直角に曲げて下に引っ張り、二の腕のエクササイズ。
座っているときでも、浅めに腰掛けてかかとを上げて姿勢を保持する等すると、脚や全身のエクササイズになります。

カラダを鍛えると、ダイエットはもちろん、体力も付いて作業効率が上がります。夜の寝付きが良くなり、朝の目覚めがスッキリするなどの効果も期待できます。
忙しい社会人は、運動の時間を確保するのも一苦労。通勤時間を上手に利用して、健康的なカラダを目指しましょう。

趣味、ストレス発散の時間にあてる

通勤時間を「有効活用する」というと、通勤時間まで仕事に関することに取り組まなければならないような気がしてユウウツだ・・・という方もいると思います。
確かに、通勤時間は「就業時間」ではないわけですから、仕事やスキルアップのことは考えたくないというのも正論。

それなら、通勤時間を思いっきり「プライベート」の時間として活用してしまいましょう!

毎日遅くまで仕事をしていると、趣味を楽しむ時間を確保したり、ストレス発散する暇がなかったりして、精神的な疲れが溜まっていきます。
そうなると、仕事に対するやる気や集中力が削がれ、仕事のパフォーマンスは落ちます。熱心に仕事ばかりしている人よりも、趣味などを楽しんでいる人の方が、生き生きと働いて成果を上げていたりするのは、このためです。

好きな音楽を聴く。好きな本を読む。マンガだって良いじゃないですか!
今は、スマホで映画も観られる時代ですから、通勤時間が長い人は、1日1本映画を観ることだって可能。満員電車に揺られる時間をストレスに感じずに、「よーしお待ちかねの映画タイムだ!」くらいの楽しみ方ができれば、心にゆとりができますよね。

一息ついたら、いざ職場へ!仕事が終わったら、また密かなプライベートタイム。好きなことをして鋭気を養うのも、デキるサラリーマンになるために大切なことですよ!